むやみやたらな留学は効果はありません。むしろ、邪魔くさい間違った自信の他、不思議な人間関係や、金遣いの無駄、失われた時間やその他、いろいろな弊害があります。

が、私個人も留学にてこれまでの自分のスキルを身に着けてきましたので、是非を問われれば是であると言い切りたいところです。

条件があります:

  • 何はともあれ、折れにくい心を持っていること
  • 計画が主観的ではなく、客観・プロ・多数の目を経たもので、しっかりと失敗したとき、問題が起きたときのオプションまでが組み入れられていること
  • 経費はかかるものよりも多くを準備すること
  • 目的のトップレベルと自分の現在のスキルを考慮し、トップを目指して計画すること
  • 性格をしっかり見つめなおしておくこと:違う意見が聴ける・ひとつの価値に固執しない・楽観的である、など、成長する方向への磁力が大きい性格でなければ、そのように認知を変えることです
  • さみしがりやではないこと
  • 留学後も適切なアドバイスを受けられる環境が持てること
  • 自分の価値観をある程度整理整頓してある状態であること
  • ある程度料理ができるか、和食を自分で作らねばならぬことを覚悟していること;日本と同じものは食べられずとも未練がないこと
  • コミュニケーション手法について、確認をして足りないものについて改善すること

<語学留学の場合>

  • 留学目的が英語に比重があるのであれば、Nativesが多く住む場所であること

このあと、英語力です。

ぶっちゃけ私は、英語力などないに等しい状態で行きました。が、9か月目には航空学校に通っており、無線でも座学でも問題ない英語力へと成長しておりました。食生活でもひどく苦労しましたが、”Homelessよりマシ!”と明るいものでした。

その後も大学に戻っても、必要以上にがんばった感じもなく、平均フルタイムの学生が14単位取るところを、23単位など取っておりました。こんなに勉強好きだったとは、25年近く知らなかったのです。いや、環境の違いなのでしょう。小中高と日本でも違った形でのクラスルームや教科書があれば、きっと楽しければ勉強したんだろうと思うのです、今となっては。

日本語と英語の在り方・特質には絶対的な違いがいくつかあります。それを知っているかいないかで、その後の成長率は大いに変わります。24歳の小娘だった私は知らなかったのですが、自分で見出す力を、運のいいことに持ち得ていました。幼い頃の来し方なども、「偶然にラッキーだったこと」が重なった感じです。両親は無学で、決して教養が高いわけではなかったので、よくもここまで、と、今も感慨深いものがあるのです。

これらの条件がなければ、おそらく留学は、遊学になりがちです。途中挫折しても、それを血肉とすることができる人はいますが、やはり心の在り方・頭の使い方・行動の仕方・コミュニケーションの方法などで、留学の効果は、驚くほど差が出ます。

Silicon Valleyでは、優秀な人に遭遇する機会も多いのですが、自分がその高みになど行けるわけがない、と決めつけてしまっていると、やはりたどり着くことはできません。もったいないことです。私の行きつけのお鮨やさんにも、OracleやSun Micro Sytemのエンジニアさんだけではなく、経営陣の方々もたまに来てましたし・・・。それでもそんなことは見た目ではわからないので、コミュニケーションを取るしか方法はないし、ヒトを見る眼力がなければ、どのように振舞うかは決められないですし、自分の価値観を曲げてつきあえばいつかバレてしまいます。

苦しいことやつらいことは山ほどあります。実際に真性Mなのではないか?と、自分のことをたまに振り返ってみることもあるくらいです。その先に必ず宝石やお宝、成果が待っているのであれば、私はできるんだ、といつも信じてきましたし、考えたことはほぼ手にしてきました。そのメンタル構造、認知があったほうが、留学はうまく行きます。

そんなカウンセリングをしてから留学はしていただきたいものです。目下、Precious One English Schoolでも、留学相談・カウンセリング・独学準備レッスン・TOEFLレッスンなどを展開していますが、大切なのは、英語力そのものではなく、生きていく力、生命力だと強く信じて止みません。

追記:つい先日、生徒さんのひとりが、新宿まで留学セミナー?フォーラム?に出向いたらしいのですが、その後、洗脳されてしまったのか、私とまたもや30分それについて話すことになりました。大勢 vs. ひとりって怖いですね。結局、彼の結論は、「日本で既存の学習法を採用している、海外のスクールを探して、ただ場所を変えて同じことを主眼にしていたら伸びない」ということについては、理解していただけました。座学中心ではない学校カリキュラムが大切です。

英語を学ぶよりもずっと大切なのは、

「生き延びていく力そのもの」を磨くための環境が整備されており、毎日違う価値観が入って来る中、自分でその選択肢から自分にマッチしたものを選べるかどうか?です。倖せに楽しくおもしろくラクに伸び伸び生き延びていくことができていれば、英語も自然に上がります。ココがわかっているかどうか?が大切なんです。