多くの方々は、小学校から中学・高校・専門学校・大学・大学院・生涯学習などなどの場で、「座学」をイメージします。昨今では、多くの実技・スキル系の学びで、手足やその他を動かし、座りっぱなしではない学びに、さらに参加型に、という形に移行してきていますが、みなさん、それに対してまだ抵抗がある方と、逆に楽しい!と思う方とばらつきがあるようです。

Precious One English Schoolも当然デスクもチェアーもそろえていますが、するっと立てるようなものと意識しており、ひとりひとりのスペースを広く取ってあります。とはいえ、ボードもありますし、講義式にならないように、質問をたくさんしたり、ボードに書き込んでもらったり、隣の人とディスカッションしてもらったり、と、工夫はしているのです。

これが、独学だったら?と思うと、少し切ない。きっとみなさんは、ご自分の行動そのものをあまり意識していないのでは?と想像するからです。

基本所作がかなり無駄がなく、効率を求めて結果を出すクセがしっかりついている方は、独学を日々の生活の中に入れていくのが上手です。しかも、それが静的学習ではなく、動的学習としても展開できるのです。

動的学習=遊び学習、生活学習あるいはスキマ時間学習

静的学習=座学

結局のところ、ヒトが座学において、集中力をMAXにして継続的にできる時間など限られています。しかも、私が子どもの頃は、「書き取り」などと称して、何度も何度も漢字を書かされたりしたものです。10個書けば本当に書けるようになるのか?と、疑いながら、途中、先生に「書けるようになれば3回でもいいですか?」と挑戦的に尋ね、「朝の漢字小テストで3回続けて満点取ったら免除」と言われた過去があります。もちろんクリアしました(笑)。

このように難しいことを敢えて決めてやり続けるというのは、ハードルが高くはないですか?継続性をきっちり見込めますか?だとしたならば、生活習慣・基本所作の洗練・精度を上げること・ほんのひと廻りずつ上げていくこと、などを気軽にやり続ければ、座学は要らなくなります。ZEROにできるか?というと、まぁ、検定試験などを受験するときに、その試験時間は座っていられたほうがいいです(笑)。

しかも、心の状態としては、「やらねばならぬ」「追い立てられる」「追い込まれる」といったあまり気持ちのよいものではないのです。やりたい!楽しい!うれしい!というポジティブな心が、結果を生みやすいことは、すでに脳医学や心理など、論文で証明済みです。みんながやっているから、こうあらねばならぬから、こうしない限りはこの先が真っ暗闇だから、などと、毎日座学時間を確保することができなかった毎に、「ダメな人間だなぁ・・・」と、ご自分のことを否定しまくるのも、まったくよろしくありません。

Kick Me English:独学基礎英語大全では、心理レッスンで「自己肯定感」を学びますが、ありのままの自分を受け入れ好きでいられることは、なかなか難しいのです。それもかなりな生みの苦しみを経たあとの深いところでの思考や振り返りなどが必要になります。しかも、自分の置かれている環境などを精査しなくては間違った認知と入れ替わるだけですし、本当の意味で自己肯定感が高くなるわけではないのです。

ということは、勉強しているつもりではなくとも、結果的に技術やスキルや知識が身についており、自分のことが好きになっていて、結果が出ている状態を、毎日1個以上続ければいいだけじゃないか?という、単純な結論になります。それには、どうせ起きている時間は、なんらかの活動をしているわけですから、動的学習の時間を増やしていただければいいだけで、そこでさらに動きに伴った「考える層の深さ」をちょいと深めていただければいいだけなのです。

書いてしまえば簡単なのですが、実際に実行するのはけっこう難しい (・・;)

やはり、問題になるのは、これまで「常識」「普通」「当たり前」だと思い込んでいたことを、改めて考えてみる機会がない、ゆとりがない、時間がない、そうした刺激を与えてくれる人たちに囲まれていない、などなど、日常そのものが、固定化されていることにあるかもしれません。

英語学習に関しても、中高大などの昔の想い出を引っ張り出してきて、その頃の錆びた、使われていないことを更新することがなかなかできないことが、かなりの頻度で生徒さんには見られます。それは、英語を勉強と捉えていることから解放されることで、けっこう成功するのではないかと思うのです。動的学習というのは生活です。言語は生活の中で使われ、その一部が勉学に使われて座学で発揮される、という考えに至っていただきたいのです。

動的学習をどのように生活に取り入れられるか?ここが、圧倒的な知識量・Practice timeなどを意識しないで、普段の生活の中で「えいっ!」とやらないで、こなしていくことに繋がっていきます。

考えを改めるところから開始です。