日本語と英語の違いについて、はっきりと「最大公約数」で説明することを、英語スクールを開始してからずっと思いつめてきましたが、ようやく形になったのは、わずか4年前です。

英語の本質:

 

  1.  距離感
  2.  立ち位置/目線
  3.  考え方

 

が、どんなに短いセンテンスであっても、必ず盛り込まれていることです。日本語ではこれらが入っていない文でも、聞き手や読み手が「洞察・共感」できる率が高いので、イチイチ入れ込む必要がないため、日本語→英語に訳してみても、なかなかコミュニケーションが完全な形にならず、日本語を使わない人はなかなか理解に達することができないわけです。

ですので、学ぶ際、この英語の本質をそもそも身に着けることにより、語彙を体感に落とすことであっても、4技能:Listening/Reading/Writing/Speakingであっても、文法であっても、モノの感じ方・考え方であっても、無駄がなく、足りないことが少なくなり、ぐんと効率が上がります。マスターするまでに時間は短いほうがいいに決まっています。

これらをKick Me English:独学基礎英語大全ではイチイチ都度指摘していきますので、成果が上がるのです。生活の中に入れ込んでも、人間関係や仕事にも役立つようになっていきます。実は勉強にもかなり成果があるんですが、それは個体差かな・・・。

詳細はこちらのページに飛んで読んでみてください:英語の表現や違い

そもそも問題になるのは、他者との関係性・距離について、無意識すぎるというところでしょうか?社会に出て「上司」と言われ、それを受け入れた場合、どの程度の距離感を持っているか?などは考えたことがないケースをよく見ます。

大学に行って驚いたのは、先生たちが、自分のことをどう呼んでほしいか、というのを明言してくれる場合が多々あること。

Dr/Professor/Mr の他、ファーストネームで呼んでくれ、という教授もいます。Johnと呼ばれるのが嫌いな場合、Jonathanと明言してくれます。こうして距離感を最初からはっきりさせてくれる場合はとても便利ですが、距離感は獲得していくもの、と考えている人もとても多いので、つきあう中で縮めていく努力をするかどうか、意識があるかどうかで、人としての在り方を見られている場合も少なくありません。

立ち位置/目線も同様で、日本で暮らしている場合には、役割に「常識としてついてくる条件や状況」を素直に受け入れることが多いのですが、欧米では多様性が高く、日本に暮らす日本人が思いつかないほどのバラエティがあります。そうなると、これを言葉にするかしないかで、ズレが生じてきます。さらに、何を最も見てもらいたいのか?というポイントをわざわざ入れ込むか入れ込まないか、により、相互理解に到達できるかどうかの差が、如実に出てきます。曖昧が美である、謙虚や示唆が美であるという文化圏では、なかなか難しいのかもしれません。

とはいえ、英語であっても、謙虚で思いやりがある人は山ほどいますから、その隠喩や隠れている愛を受け止められるようになるためには、まずは基本形を押さえることが大切になるのです。

考え方についても同様で、大切なこと・重要なこと・言いたいことは、前に来ます。最初に結論を言うのは、日本語をずっと使ってきた日本人にとってはとても難しいかもしれません。けれども、ここはしっかり割り切り、言語によって使い分けできるようになることで、おもしろみのある生活がさらにもっとおもしろくなると思います。論理的に多様的に説得をするために、自己の考えを披露することに、周りの顔色を窺いためらわないようにするためには、英語をマスターすることは、早道になります。「結論から、ばしっと言っていいんだよ」と許されてしまっているので、なんだかそれがラクに思えてくるようになります。私自身もそうでした。

英語の本質を捉え、日本語との差異を深く理解することにより、右脳と左脳の使い分けができるようになってきて、生活に自然に入り込み、体感として日常的に使えるようになること。そのためには、基本がどれなのか?を明確にできる教材や先生に出遭うことが大切です。

ライフスタイルやお金の事情、時間がどれくらい取れるか、などなど、悩むポイントはたくさんあるかと思いますが、英語の本質をはっきり示せるかどうか?というのは、大切な1点だと考えてください。