つい最近、Precious One English School ESLのクラスで、生徒さんが選んだ曲とその歌詞を解析して実感してみる、というレッスンをしました。なんと!アメリカ国歌が最後に来たのです。BeyonceとLady Gagaが歌ったものと、伝統的なものと3曲を歌い比べたのですが、まぁ、古い英語が使われている(笑)。でも、Beyonce上手だったな♪そこでなぜに私はUSに戻って住みたいくらいなのか?というのを考えています。

私がUSで行った学校とその授業数は数知れず、数えたくないくらい多いです。当然テストを受けることももう日常なので、私は実はテストが好きになっております。小中高大と日本で暮らしていた頃の自分に、「なぜ嫌いだったのか?教えて!?」と叫びたいくらいだったので、ここで考えてみます。

講師養成のために講師を募集しているのですが、面談のあといろいろ見せていただきます。圧倒的な基本的違いは、

講義型 vs. 参加型

ということです。

USでは、参加型の授業が圧倒的で、講義ホールのような大きなマンモスクラス以外は、すべて参加型です。マンモスクラス(定員200名など)であっても、先生は生徒を巻き込むような作りを意識しており、意識調査のために手を上げる質問をしたり、隣の人と話すセッションを持ったりなどなど、授業を受け身にしたままではないのですね。

私がUSに行き、自然に勉強と言われる範囲のものですら好きになってきた理由は、まさしくコレだったんだろうと思うのです。小学校の頃は、ドッヂボールと給食のために学校に行っていたくらいですから、授業中は、外を眺めて、他のクラスの体育の授業をじーっと見て、「私だったらソレやらない!」と思っていたり、マスになっているダンスやら行進を見てはみ出ている人に着目したり、富士山に圧倒されたり、空の向こうには何があるのか?と長い間考えてみたり、それに飽きると、クラスの中の黒板・金魚・掃除用具入れ・貼り付けてある書道や絵や表をじーっと見たり、机や教科書に落書きしたり、まぁ、暇ではなかったです。暇がイヤだったので、いろいろやることを自分で作り上げた感じですかね。

たまにふいに当てられたりすると「わっかりませーん」「ごめんなさーい。富士山見てましたー!」と素直に言ってしまうので、あまり先生も当てようとは思わなかったに違いなく(笑)。

ところが、参加型の授業はけっこう聴いてもいましたね・・・。学級会・道徳・図工・音楽・体育などは身体を使うので相当参加していました。記憶も相当残っていますし、楽しかったという体感もまだ残っています。

USでの ・英語集中学校・航空学校・アダルトスクール・Community College・University、どれをとってもすべて参加型中心で、放置されていた記憶はあまりないのです。

たとえば地学 Geologyでは、岩石が席に回ってくる(笑)。授業を聴きながら廻してね、ってことだったのに、あまりに夢中になってしまい、先生に「あ、もう1回それお願いします!」とリクエストする生徒たちがけっこういたのです。私と同じ(笑)。スライドで、いろいろな断層や湧き水、蛇行や氷山などなどを見せているときも、「あ、2枚前に戻してください!」とフツーにお願いしている・・・。で、私もいつしかできるようになってくる(笑)。

Precious One English School のレッスンはほぼすべて参加型です。帰国子女の一部の方々を抜かして、英会話スクールの先生を経験した方にせよ、話してみたり、実地を見せていただいても、どうしても違う!んですよね。I am OK, You are OKを同時に実現させて、自主的に楽しく学んでいただくためには、参加型に慣れていただき、本当の自分のよさや脳の奥のほうに埋まっているものを出せる機会の回数を増やせるようにしたいのです。さまざまなことを自分で考えて、あれこれ工夫したり、疑問を持ったり、それなりに答えに到達したり、試行錯誤は続くことを意識したり、などなど、参加型のほうがいいことが自明なのは、英語はツールであり、そのツール強化のためには、やはり実際に「使う」ことが大切だからです。

英会話スクールは一見参加型のように見えるのですが、実際にはグループにおいて、1時間のレッスンのあいだに、3回から6回くらいしか話していない人は確実にたくさん実在します。ですが、マンツーマンになってしまうと料金がお高いのです。効果はありますが、高い!しかも、教材や目標の立て方においても疑問は残ります。

昨日シャワーを浴びながら、夏には英語教師と英語講師に、この参加型のレッスンを教える養成講座をやってみてもいいなと閃いたのでした!生徒さんのわからない顔・わかってきらめく顔・知らなかったことにびっくりする顔・自信満々な顔などなどに気づける講師、大切だと考えるのです。それには参加型しかチョイスはないだろうと思えています。相互通行ではないコミュニケーションの率の悪さについて、意識したことはあるでしょうか?

独学をおススメしてはいますが、その独学に到達できるまでに、少しだけスクールに行くのはアリです。とはいえ、レッスンの形態などにおけるハードルが高いために、なかなか直接的な成果にならないという穴もあって、教わる側の行脚は続いていくのですね。みなさんが英語が好きになって、自在に使えるようになることを祈って止みません。