日本の経済成長は1970年以来、手を変え品を変え、右肩上がりの部分もあれば、ある業界が消えたり落ち込んだりしつつ、今に至ります。1ドルが360円から240円になり、変動式になり、私はその後、恩恵を受けて留学に出ました。以来、1ドルが100円を大幅に切ったり、経済の状態で右往左往するビジネスマンたちをたくさん見てきました。なのに、私個人はまったく会社勤めができず(・・;)今に至ります。

ビジネスメールを書く機会が果然増えた、という生徒さんが多くなりました。SpeakingよりもWritingのほうが早く上達する人が多いのです。それはやはり心理的なブロックが硬く、ハードルが高いためなのでしょう。どちらも同じ歩幅で上達していけば時間が節約できるのですが、やはり日本の教育や文化が与えるものは、みなさんの中に深く根ざしてしまっているのかもしれません。たまに、Speakingのほうが早く上達する人も実在します。

とはいえ、日本語をそのまま英語にしようとしている最初のボタンの掛け違えで、ビジネスメールは死闘になります(笑)。

英語の本質 http://kickmeenglish.com/2017/02/28/英語の本質/ ‎についてはすでに書きました。英語には、

  • 距離感
  • 立ち位置・目線
  • 考え方

を入れ込まなければ通じないという本質的な特徴がありますので、日本語の原文にこれらが盛り込まれていない場合には、ハチャメチャな文章になります。

しかも、日本におけるビジネス文章は、「決まり文句」が多いため、思っておらずとも形式的に書いておかねば、という礼儀を重んじる部分が多く、それらすら文化的背景にないのに、英語に入れ込もうとするため、死闘になってしまうのですよ (・・;)

インターネットがこれだけ発達進歩してきた理由の建前上の理由は、ビジネスを効率化したい・お金の節約をしたい(でないと営利があがらないため)というものでした。多くのみなさんが知っている通り、裏の理由であるポルノが原動力であることは間違いのないところです(課金制度やポップアップや映像技術など)。

なのに、読むのに時間がかかる、理解しづらい文章を書き連ねてどうするのですか!

と、私はいつも説明しております。余計な手間暇を与えるよりは、少しくらいちぐはぐでも結論が先に来ているほうがありがたかったり、Nativesでないことは理解しているから、添付や資料が画像や図であると理解に到達しやすい、等々、ビジネスメールの在り方を考えねばならぬことがたくさんあるのです。

Good newsとしては、オープンは4月半ばか5月になるのですが、このたび上智大学で長いこと英語を教えていた Mr. Bruce Hirdが退官し、まだまだ英語を教える情熱にあふれていることがわかり、彼のKindle本のマネージメントをすることになりました。HPを開設し、動画やAmazon jpでのKindle本の販売の他、ワークショップ等も準備します。HPにはBlog記事も満載にして、あまりやりたくはない手法ではありますが、ビジネスメールのテンプレートも作る予定です。コピペをして、単語を変えればそのまま使える!というものを作っていくことを目指しています。時間を節約するために貢献できればと考えています。

アメリカ人に「いやいや、それは通じない」と言われたほうが、日本人の私が言うよりも説得力があることでしょう(笑)。NativesをSpeakingレッスンに採用することは検討したことがないでもなかったのですが、英会話スクールの落とし穴で書いた通り、それで集金をするのもなぁ・・・と、まだまだ抵抗していた矢先、このお話が持ち込まれたので、がんばることにしました。

ビジネスメールは私も教えられるのですが(物理や漢文、数学や化学や生物なども必要があれば教えてしまうワタクシです)、いかんせん、会社勤めをしたことがない私にはあまり楽しくもない分野ではあります。だって、今も経営している側として、さまざまなメールを日本語でやっているのですが、楽しくもない(笑)。必要に迫られている感じです。生徒さんとのやりとりは楽しいんですけどねぇ (・・;)私闘です。

ちなみに、多くの生徒さんは、ビジネスメールを書くのにだいたい1時間近くかかる、とおっしゃいます。日本語ではわずか10分のものなのに、ということらしいです。ちょっとした確認メールでも、翻訳サイトでチェックをせねばならぬほど自信がないそうで、気の毒すぎます。あまりにこんなことに頻繁に悩まねばならぬのであれば、しかもイヤだと思っていることを繰り返しやらねばならないのであれば、発想を逆転して、ささっと済む、ラクにできるための対策を思い切って立ててしまってみてはいかがでしょうか?