英語を学んでいるみなさんにとって、社会問題について「日本語で考えて、自分の考えをまとめる」というのが、なぜ必須になりつつあるかはわかりますか?徹底してお話ししている、英語における本質の

  • 距離感
  • 立ち位置/目線
  • 考え方

をしっかり伝えるということは、生きていく中、自分や社会、果ては世界をどのように捉え、どのような態度で生き、どのように他者と交じり合っていくか?ということに有用なコミュニケーションだからです。

さらに、日本語でできないことが英語でできるわけはないので、言語が何であろうとも自在に伝え、意見交換ができるためには、母語でそれなりの(中途)結論に達していなければ、そのコミュニケーションそのものが空虚なものになってしまいます。

もう1点としては、「国際社会」「グローバルな人間になろう」という日本の方向性は、実際はJohn F. Kennedyの頃から言われてきました。ところが、それに火が点いたのは本当に徐々にしか進まず、その導火線の長さと来たら!1963年にKennedyは暗殺されたわけですから、50年ほどかかってこの進度です。経済の発展に伴い、世界はどんどん距離感が縮まり、人々の暮らしの中にも、文化の混合や関係性の密度が伴ってきつつあります。けれども、「よいとこ取り」だけでは、やはりこの先どこかで「解れ(ほつれ)」を解かねばならぬことが出てきます。そのためにも、「差異」「特長や特徴」「メリットやデメリット」「原因」「プロセス」「理想形」などが、見えているほうが、戦争や不和にはなりにくいのです。

政治家たちだけがこれらを推進しているわけではなく、人口がどんどん増える中、ひとりひとりの意識が社会を変えることもたくさんあります。草の根運動・経済による支援・ボランティア・業界の専門性による利便の提供・個人交流・音楽などの芸術・伝統文化の紹介などなど、私たちひとりひとりにできることはたくさんあるわけです。

その際、「英語が話せなくては!」と直球で来るのだけではなく、並行して、「中身に関すること」にぜひとも着目していただけたらと思います。

たとえ英語ができても、話す中身がなければ、やはり関係性は表面的なものでしかなく、自分や自国、その文化や価値観が正しいとだけ主張していれば、何も生まれないことのほうが多いのです。無駄に時間を使い、情熱を使い、お金を使い、実際に得られるものはとても少なく、悲惨な場合は相手をひどく傷つけ、取返しのつかないことになる事態にまで陥ることすらあるかもしれません。

そうした意味では、母語で、あらゆる問題について、アンテナを立て、自分のできうる限り考えてみることが大切です。

しかも!

多数決ではなく、自分が考え抜き、相手に伝えられるような準備が必要です。受け売りは、きっとすぐに見破られますし、結果はもたらしません。あらゆる考え方を広く求め、自分が心と頭で納得する結論を母語で見出すことができれば、それが英語になっても可能性は広く高いわけです。

そこからが、本当の意味での英語の学びだと考えられますよね?

英語を教えてきて感じるのは、「さぁ、話しましょう」「さぁ、書いてみましょう」となったときに、そもそも「何を伝えたいか」「何を議論したいか」「何を訊いてみたいのか」などが、すーっと出てこないのです。それは、英語の問題などではなく、生徒さんたちの普段の脳の使い方や暮らし向き、好奇心の多寡や世界をどのように眺めているのか?という問題です。

そこは、私が助けてさしあげるわけにはいかないのです。子どもであれば、親や義務教育の教師や親戚や友人などなど、たくさんの人の手で育っていくのでしょうが、大人のみなさんは、自分がその行動範囲を決め、つきあう人々を見極め、どのようにつきあい、どのようなヨロコビや知識を得るか?ということを、知っていて然りです。けれども、仕事や家庭の問題などが起き、その洗練がおろそかになることもあるかもしれません。健康も崩れてしまうかもしれません。とはいえ、基本的な考え方のクセや、考えるための深度、それによる心の震えやヨロコビなどは、いつも上げていけるようにしておいていただきたいのです。

Precious One English SchoolおよびKick Me English:独学基礎英語大全では、そのために心理レッスンを展開しております。気づけていない事柄や、自分の考え方のクセ、脳の使い方、日常の行動範囲や世界の広さ、自分を追求していく本来の姿と理想の姿のギャップ等々、自分で考える力・答えに到達する力を伸ばしていきたい方には、最適なカリキュラムになっています。

ひとつ石を投じたら、鳥を一羽獲るだけではなく、いろいろな種類のいろいろな大きさの鳥が獲れればと名がっているゆえに、心理レッスンを入れ込んでおります。

日常に慣れ過ぎていて、気づきが減ってしまっている方々には大好評です。自力でできることに限界を感じている方、英語と同時に人間力や生命力もあげたい方は、ぜひとも通学のご検討か、動画で自宅で学べる独学をお選びください。