英語教育に日本に戻ってきてから携わり、ずいぶんと長い時間が経ってしまいました。9年目に入りました。アメリカでも教える仕事はちょこちょこしていたのですが、自分なりのカリキュラムを作成し、心理学を入れ込み、効果が高いことを狙って、自然に近い無理のない形にしてから、調布駅前に店舗を出して、3年半が過ぎました。家賃が高いので、ヒーヒーしている状態は変わらないのですが、もう少し高くしたら?と言われるのに、まだ抵抗しているところです (・・;)

が、時代遅れの英語を教えているのが、英語スクールの全体的な印象で、さまざまなメソッドを出しているスクールやカリキュラム、独学教材などもありますが、根本的にさほど革新的でもないな、という印象です。私個人にしても、心理学なので、わずか100年少しほどの知識の蓄積を採り入れただけで、100年先のことを採り入れているわけでもないのです。入れたいですけども、お金ないです(笑)。

座学が古いという否定は、だんだん浸透してきましたが、それが「英会話スクール」です。ただ、安倍内閣にも言えることですが、基本はしっかりと押さえないと、今後、日本人ノーベル賞受賞者が激減するように受け止めています。結局、根本的な「暗記」や「根性論」から脱け出さない限りは、英語をマスターできるようにはならないです。

英会話スクールがNGなことは過去記事でもたくさん言及していますが、日本語で表現したいことを英語に対訳することでは、通じないからです。この場合はこう表現するという構文や定型をいくつ持っていても、それが使える場面にどの程度遭遇するか?あるいは、逆にその場合以外にはどうしたらいいのか?という対策にはなっていません。

TOEICをサクサク進めることにより、英語が使えるようになった人を私個人はまだ見ていません。990点満点のその先のほうがずっと長いからです。その頃には独学が展開できているか?と問うてみると、やはりそうはなっていない人の確率のほうが高いです。

英語検定をいくつチャレンジしても、総合的に使えるための準備ができていないことのほうがずっと多いですから、教え方そのものが古いということに、スクール側は早く気づくべきです。ですから、安倍内閣がTOEFL志向にしようが、大学受験にTOEICや英検を採り入れようが、本当に使えるようになるまでには、それなりの蓄積が必要で、「その先」と「基本」に忠実なカリキュラムを抜本的に見つけて施行しない限り、日本国民は、変わらず英語ができない悩みを持ち続けていくわけです。

オンラインレッスンも根本的には同じで、回数と質を追求しているだけの変形ですし、Listening教材で聞き流しなどはもってのほかで、日本語がくっついていて解説しているものも意味がありません。

カフェレッスンも英会話と同じで、おススメするものではありません。Nativesに教わることそのものは、初心者には向いていませんから。知識武装したあとであれば、応用能力・運用能力も高まっているはずなので、そののち、カフェレッスンをするのは個人の自由です。

Writingの添削はうまく使えばいいと思います。が、基本をどこで網羅するのか?となると、初心者や中高で学んだだけの人には、かなり長い時間がかかるのだろうと思います。

夏目漱石が帝大で英語を教えていた頃や、津田梅子が津田塾を創設した頃から、あまり進化していないのです。

ここに、英語脳うんぬんというカリキュラムや、心持ちを説くようなカリキュラムも出現しましたが、基本をどのように網羅するのか?という方法論については、さしたる進化が見受けられません。だからどうすればいい、という序論で終わっているものが大半です。

http://www.eigo-m.com/hikaku.htm 教材の一覧です。特におススメしたいものはありません(笑)。とはいえ、私が作っているKindle本も、ナマミの解説がなければなかなか飲み込むには難しいもので、とりあえず動画は作成したのですが、もうひとつのシリーズである Nativesはこんな英語を学んでいるんだ!シリーズのほうは動画にする予定が今のところはないです。どうすれば、本当に使える英語の基礎がしっかり掴めるのか?を考えると、眠れなくなりますね(笑)。

いろいろと試行錯誤して、今回、法人英語への進出を検討しているところです。リサーチ状態ではありますが、全額返金保証をつけてしまおうと思っています。人事部の望みとして、わかりやすいバロメータになるTOEICが多いでしょうから、そのスコアを上げられるか上げられないかで測っていただくことにして、全額返金保証をつけてしまいます。ただし、こちらが教えたことを実践してくれることが前提です。レッスンに出るだけでは上がらないので(笑)。

Precious One English Schoolでは、基礎コースあるいはKick Me English:独学基礎英語大全を終えた段階で、低スコアの方は300点以上は上がっておりますし、高いスコアの人でも必ず上がっていますので、保証することはまったく問題ないのです。ただ、毎日少しだけ続けること、をどのように維持するか?が問題になります。Rizap恐るべしですよね(笑)。

もっとすごい教え方はないのかなぁと、毎日まいにち、そればかり考えております。