英会話を学んでいるだけの場合、テキストなどに沿ったものになりがちです。けれども、その会話全体は、本当に「その流れ」でいいんでしょうか?いろいろなテキストで工夫を凝らしているものがありますが、無駄が多いなぁと感じることがあり、それにより時間がない方はさらに時間がなくなり、進歩が感じられず、どのように評価をしていけばいいのか?もはっきりしないことが多いです。

根本的に大切なのは、日本語でのコミュニケーションスキルの解析なのではないでしょうか?

そのひと手間を付け加えるかどうか?で、物事は大きく変わります。ひらがなとカタカナをやったつもりで、不備があったまま、漢字をバンバン入れ込み、小説を読み、論文を書くまでをすんなりとやろうとしているようなもの、という比喩でわかるでしょうか?

日本語でできないことは、英語ではできません。なぜならば、母語で身についていないスキルを、第二言語でつけることは、膨大な時間が必要だからです。もしも、母語でできないことができることがある!と言い張るのであれば、きっと潜在的なところにあったものが、何かのきっかけで表面化しているのでしょうが、実際は、そのきっかけに邂逅できる可能性のほうがずっと低いです。

たとえば、一般に言われるのが、第2言語では、10-50%ほど幼い表現になったり、声が小さくなったり、といったことが起きます。それは、敬語などが使えなかったり、語彙が充分ではなかったり、自信がなかったり、の顕れです。ですから、自分にはできる!というスキルの洗い出しは、とっても重要なステップなのです。

  1. 日本語でできることは、英語でも確実にできるようになる
  2. 日本語でできないことを洗い出し、まず日本語でできるようになる
  3. その後、英語でもできるようになる
  4. 日本語でも英語でもできないことをできるようにしていく

このステップを抜かすことにより、きっと英語マスターの、特にSpeakingでは如実な違いになっていくわけです。コミュニケーション能力とはナニか?というのは、管理職・中間管理職・中堅・新人研修などでやってきたかもしれません。最近では、この手の研修が大流行です。まずは、この定義をしっかり把握しましょう。

Http://impro-club.com/communication/1618

http://impro-club.com/communication/1658 これが続編です。

ヒトは、種として、社会動物として生まれて生きていきます。ですので、ひとりだけでは生きていけません。そうした意味では、他者との相互理解を得ることにより、生き延びるチャンスを増やすことになります。Comという接頭語は、「共に」という意味を指します。

理解に到達するために、互いに気持ちよく、双方・八方の利益を共存させるために、このコミュニケーションは不可欠です。上からの一方的な指示は、コミュニケーションとは呼びません。相互通行で初めて、コミュニケーションは成立します。

そのためには、Speaking以前に、Listeningが必要なことがわかってくるかと思います。ですから、Precious One English School および Kick Me English:独学基礎英語大全では、英文法に入る以前に、Listeningの全体像をお教えし、日本語での耳のよさなどをチェックし、正しい教材を選び、その論理を理解していただき、毎日継続できるように、しかも時間を大幅に取らないように、と工夫を凝らしています。

その後、Speakingをいざ!というときに、引っかかってしまうのが、自信のなさです。英語の発音・トーン・間・ボリューム・ジェスチャ‐などなど、いろいろな意味で、自信が持てないわけです。語彙選びもそうですし、言い回しもそうですよね。日本語をそのまま英語にしては通じないことが多いので、英語脳ができていることが不可欠になってきますが、右脳が充分開発されていない時点では、なかなか英語の本質を入れ込んだ表現に到達しないことが多いのです。

ですから、どんな上級者であろうとも、Precious One English School では、基礎英語コースを受講していただいています。これまで、どんな上級者でも「知らなかった!」を連発なさっていますし、驚いてしまうことが多いようですから、すべての方に受講していただく姿勢を変更する予定はありません。

その後、Speakingに本格的に踏み入れる前に、やはり自分のコミュニケーションスキルについて、しっかり把握していただくことがいいと思うのです。基礎英語コースでも行っていますが、抜けていることが多く、日本語でもできないことは、意外に多いものです。

私の生徒さんでも、産業カウンセラーを受講し、受験した方は複数名いらっしゃるのですが、そこで初めて、コミュニケーションとは、ということを真剣に考えられたという意見もあります。傾聴することや、相手が求めているであろうことを予測すること、相手の心の動きを読むのは、本当にたいへんなことなのです。

ましてや、英語では、文化の多様性を伴います。ゆえに、もっと自信がなくなり、心理レッスンが効いてくるわけです。

みなさまもぜひともご自分のコミュニケーションスキルをチェックしてから、Speakingにトライしてくださいね!