繰り返しの美学というのは確かにあるのだろうけれども、大いに理解の仕方が違うのではないか?と思うことがままあります。ヒトはPerformance:出来栄え・実績・することを完成形にするためにどうしても繰り返さねば叶わぬという事実から逃れることはできません。たとえ最初の1回で「それなり」「けっこう」「そこそこ」「かなり」そのPerformanceが実現したとしても、上には上があるという事実からは、やはり逃れられないからです。

この法則性は、ヒトの行動のすべてに共通したもので、料理であれ、バッティングであれ、タイプであれ、水泳の息継ぎであれ、英語の発音であれ、人間関係におけるコミュニケーションであれ、「さらなる上がある」という事実からはどうしても逃れられないです。たとえ、究極の感性体を実現できた1回があったとしても、Performerである本人が「まだ上がある」あるいは「もう二度と同じことはできない」と思ってしまえば、そこですでに一過性の出来事となり、やはり繰り返しが続くか、もう二度とこのPerformanceは行わず歴史に刻み勇退となるわけです。

英語学習において多くのテキスト・学習法では「多読・多聴」をよしとしますが、満足のいく程度の感性体、たとえばよどみなくコミュニケーションが続けられる状態が常に、あるいは99%をコンスタントに出せるようになるまで、いったい何回?何分?という量に着目しすぎているように思えるのです。その1回や1分を減らすためのそもそもの作戦・予測・計画・オプション・スケジュールが為されているのか?と、レッスンでは問うています。

これまでの生活の中で「あ!またやっちゃった!」が多いPerformanceでは、むやみに繰り返し、完成体までは程遠いのでしょうね。また、ですから(笑)。どこをどのようにどの程度注力したり、変更を改善に向けてすればいいのか、どうなるのか?とひとつひとつのPerformanceを大切にしているかどうかで、回数や分数は大いに変わります。子どもの頃の縄跳び・逆上がり・習字などを思い返せばわかるはずで、繰り返し以外にスキルの習得がないからこそ、その繰り返しを最低限の回数と時間にするために下準備をしているかどうか?が重要な分岐点になることを、学習者(つまり生きているすべての人々)は知って、理解し、行動しなければ、完成体には近づけないわけです。

英語教材・英語スクール・英会話スクールその他を使って、英語をマスターしたいのであれば、繰り返しを実践する前に;

  • 英語とは何ぞや→ 日本語(母国語)との差異
  • 有効・効率のよい学習法
  • 動機
  • 充分な自己分析:英語のみならずすべての面における自己
  • 目標
  • 客観的評価の方法

などが最低限必要で、そうでなければ莫大な回数と時間の繰り返しが待っているばかりです。その繰り返しを一切やめてしまう可能性を大きく孕んでいる危険な状態が続いてしまうかもしれないですしね。

仕事で、学校で、趣味で、英語が必要だと思い定める度合いは個体差が大きいとはいえ、生きとし生けるものにたったひとつ平等に与えられている時間の使い方に鈍感すぎるままでは、この先も濃密で究極のPerformanceを実現しえる可能性は低いし、英語だけではなく、他のことや意味の深いMoments瞬間が持てる可能性も、関数的に低いことでしょう。

そのように考えるからこそ、Precious One English SchoolおよびKick Me English: 独学基礎英語大全では、プログラムを基礎から積み上げつつ、繰り返しを;

  • なるべく少ない時間で
  • 楽しくラクに
  • 自主的に
  • いつしか習慣になってしまう

ようにというのを実現しようとトライしています。

このポイントを理解し共感してくださる生徒さんたちは、確実に伸びていますし、これまでの学習法、特に暗記や繰り返しの時間がかかる根性論については、「なぜやってきてしまったのだろう?」と後悔しまくっています(笑)。

繰り返しをしているときに大切なことは、その「精度」「洗練度」に客観的に着目できるかどうかです。ヒトもまた他の動物たちと同様哀れなことに、自分の姿を俯瞰して見つめることが困難な作りにできています。そのため客観的に自己評価をすることはとても難しく、しばしば自分に甘く他人に厳しいとなってしまうわけです。古今東西の偉人たちが残してくれているように、成功は他人のおかげ、失敗は自分の落ち度とするのは、単純なことではなく、非常に難しいですね。

英語を学習する本人がどの程度自分にCommit:引き受ける・約束するかにより、達成点も精度も、時間や学習量も個体差になるわけです。そのためもあって、Precious One English SchoolおよびKick Me English: 独学基礎英語大全では、この「振り返り」「自己理解」「意識化」を大きな基礎店と考え、心理知識・心理テスト・心理エクササイズを織り交ぜたプログラムで、英語学習を強化しています♬

いわゆる「できる人」であっても自分の至らなさを認めることは至難の技であるがゆえに、「英語だけはにがてなんだよなぁ」「スコアが上がれば問題ないでしょ?」となりがちなことも含め、コミュニケーションを最重要に考えたレッスンをスクーリングでは実現しています。独学教材でそれが実現できないのはとっても残念ですが、スクーリングよりもRepetition:繰り返しはできるので、がんばってみてください♪

楽しいRepetitionが待っていることを願っています。できればそれは回数が少なく、時間がかかりませんように!