これまでのお話で紀久美先生の、自分を知ろうとする行動力がすごいな、と思います。

大人になればなるほど中々自分を見つめなおすことが難しくなると思うのですが、見つめ直したい人へのヒントはありますか?

 

見つめ直すということは、元々持っている自分が何なのかという事を知らないと基準点がわからないので見つめなおすもクソもないのです。どうすればいいかというと、信頼できる所、占いとかではなくて心理テストというのを受けてみるのが一番いいのではないかと思います。とても客観的にデータが取れていて、心理学者が開発した、というのが日本でもネットで調べてみるとなくはないですが、それが占いの延長なのか心理学的に正しいのかなかなかわかりにくいですよね。そこが少し問題ではありますが・・・。当校の生徒さんは英語学校なので英語のサイトで受けてもらうのですがそこで100種類くらいの質問に答えていただいて、色々な側面を知ることが出来ます。日本ではまだカウンセリングは贅沢というか、特別なことと思われがちですが、マッサージにいけば3000円から5000円かかってしまうようなのと同じ感覚で1・2回は行ってみてもいいのではと思います。

カウンセラーも商売色が強いと、繰り返しを求めたり、実際に何度も来ないと改善しないものもあるので求められることもあります。その判断はきっとつきにくいことでしょう。何度も来させてお金をとろうとするカウンセラーも悲しいことに中にはいますが、一度きりでもきちんとリクエストすれば自分の出発点を教えてくれる人もいると思います。だから行ってみるのも手だと思います。

そうすればまず見つめなおす基準点がわかりますから。

それで問題点が出て来たら、はっきりと客観的にデータがとれているものなので、数個ある問題点を直しやすいところから直していけばいいのではないでしょうか。

 

これだけはしておかないと勿体ないよ!という事はありますか?

 

私は小さいころカラスが鳴くまで外で遊んでいるか、友達が習い事とかに行くと本を読んでいるか、でした。本当にこの二つはやっておいたほうがいいと思います。なぜならばこれから100歳くらいまで生きる時代ですから体が資本なので、筋肉や骨が強いというのはとても大切になってくると思います。なので、体を使って外で遊ぶことは大事です。大人になってからも身体を動かすのが苦ではない状態を作ったほうがいいわけです。プラス読書というのは大切です。脳は体の司令塔ですが、その脳をいつまでも使える状態にしておくことで人生は驚くほど変わります。レッスンの中でもやりますが、脳は30分くらいで変わってくれる物凄く可塑性の高い臓器です。読書をする事はその可塑性を訓練するので、「これだけはしないと勿体ないよ」と言ったら読書ですね。この世に知っておいたり、しておいたほうががよい色々な事があると思います。他にも、例えば恋も。若い方には「命短し恋せよ乙女♬」とか歌ってあげてもいいくらいです(笑)。

読書と身体を使う事、は、今の年齢が何歳であってもやっておいたほうがいいと思います。敗者復活戦も全然アリです。脳は形が簡単に変わりますよ。好きな本でいいですよ。

小説がいいですね。How to本はダメですね。

 

(26)につづく