おすすめの本があったら教えてください 。

 

おすすめの本ですかー。色々な人が色々なことを言うと思うんですが、 私は個人的に「古典」と言われるものは網羅しておいて損は全くないと思います。

 

私個人は読書スピードがとても速いんですが、子供の頃に感動した本は定期的に読むことにしています。なぜならば、 自分がどの程度成長したのか・どこに感動するのか・どこを見落としていたのか・なぜをたくさん解明できるようになってきたかどうか、などなど、色々なことが分かるからです。

 

そしてこの質問は、 おそらく「良書」と言われるものを質問していると思うんですが、それは自分が作り上げていくものだと思うんですね。本に関しても、 一人一票というのは確実なことではないですか?たくさんの本が時代に求められて印刷され販売される。それでも残っていく淘汰される本は、 それだけ価値があると思うので、私は「古典」の価値をかなり高く感じています。

 

レッスンでもお教えするんですが、 心理学は「進化論」 なしでは語れません。進化論で私たちが確実に学んだ方がいいことは、私たちが今ここに存在するために、たくさんの植物や動物の生命を、その屍の上を踏みながら立っているということです。ある人は、生命を退化させているかもしれません。ある人は人類だけではなく、植物や、ヒト以外の動物に貢献しているかもしれません。ただ共通項として言えることは、 最小公約数として言えることは、地球が存在し始めてからこれまで、46億年以上、たくさんのたくさんの命が私たちを支えてくれたから、 私たちはここに存在することができるわけです。

 

その一つの大きな要素が、 知性の発達だと思います。英語を学んでもらっていて、ここでポイントを押さえていただくことが、言語はすべて書き文字を持っているということではないことです。ほとんどの言語が、文字を持っていないのです。文字を持つことができるようになったということ。これにまず感謝をしているかどうかというのは、 大きな基本ではないでしょうか?

 

その上で、読むReadingという行為を、日々何気なくしているのか、 それとも自分の中で、意味ある重要な行為としてしているのか?ここは問いかけてもらいたいところだと思います。

 

その上でおすすめする本があるのはとてもいいことです。

 

ただ私は個人的に、 私の琴線に触れた本が皆さんにいいとは決して思えないでいます。なぜならば、活字中毒なので手当たり次第読んでます(笑)。大人になった今でも、 日本に帰ってきたことや、 Kindle本が存在するために、1日数冊ペースで読んでいるのです。これに学術論文や記事を入れると、相当な数になります。しかも、私のこの思考や、人生のアップダウンの中で、いいと思ったことが、幻(まぼろし)であることもとても多いことを実感しています。

 

言えることは、 たくさんの人々にずっと試され続け、それでも残ってきた「古典」には、 高い価値があるということです。

 

ちょろっと言ってしまうと、新美南吉の『ごんぎつね』などに 代表される子供の頃感動した本は、本当にいいと思います。トマスペインの『コモンセンス』、独立宣言文、マキャベリ『君主論』、オスカーワイルド、ヘミングウェイ、ツルゲーネフ、 スタインベック、 マーク・トゥエインなどなど、挙げれば枚挙にいとまがないです (-_-;) ですのでこの中から何を選ぶのかというのは、 結局のところはあなた次第ということです。

 

(57)につづく