前回の質問に続きますが日本人の良さの再発見はありましたか?

 

もちろんです。けれども皮肉なことに私が、 多くの場合、子供の頃からずっと、その日本人らしさのよさをいいと思えなかったことがありますよね。故にアメリカに20年近く住めてしまったので、私としては「いいところどり」で出来上がっているようなものです(-_-;)

 

私にとっては、日本人・日本らしさの嫌なところがたくさんあって、子供の頃はたくさんの人たちから、によって、「 私は今後ずっと死ぬまで日本人という型に ハメられて生きていくのだ」と観念すらしてしまったのです。ところが渡米する機会を得て、それに邁進して努力し、 渡米できてしまったがためにその心地よさに、 うれしすぎて、日本人らしさが自分の在米中の言動に出ていたかどうかすら、あやしいものです (-_-;) アメリカにいるときに、日本人だとバレない確率が高くて(笑)、なんだかとっても自由な気持でいたのです。

 

あるステキなアメリカ人男性にこう言われたことがあります。

 

Kikumi, you are already doing 2 of the most difficult things among many in the world, Being Japanese and Being a woman.

 

君は世界で最も難しいと言われている多くのことのうち2つをすでにしているね:日本人であること、女性であること

 

まあこんなこと言われてしまったんですよ (・・;) そうだったんだ、日本人でいること家女性でいることは、 かなり難易度の高いことなんだなと、つくづく思ったんです(笑)。

 

そして日本に帰ってきて、 難易度が高いことを「さらっ」とやっている人を見ると、「うわー、 いいな」 とつくづく思ってしまいますね。私には到底できませんから(笑)。

 

あれほど嫌っていたドラマを最近はTVerのおかげで、自分の好きな時間に見ることができるんですね。まあもちろんきちんと録画すれば見れるという話なんですが、 そもそも情熱がなかったため、録画してまで見なかったわけです。仕事が PC ベースなので、 ベースなのでそう 出ない時はレッスンをしているため、作業しながら見れるというのもお手軽なわけです。その中で改めて、日本人らしさを見て、 自分にはできないけれども「あー、すごいなぁ、いいなぁ」と思うことは度々あります。警察とか刑事とか、職業意識の高さや、 人の気持ちを慮る細やかさや。

 

ただ、 日本人らしさも進化ではないですか。そうした意味では、良いところを継承していく人たちは、 徐々に減っているのかなと思います。できない私が何を言うというところですが(笑)。

 

とはいえ、昭和に生まれ育った私は、お惣菜を買うことや、 外食をすることに対して、割と抵抗感がありますし、倹約することが美徳だという風に育てられているので、 最後にいつ消耗品以外のものを買ったのか考えなければ出てこないほどです。スクールで使う本や CD はたくさん買うんですが、自分の物で消耗品でないものを買った記憶が・・・ないかもです(笑)。そうした意味では、私も十分あちこちに日本人らしさが残っているのかもしれませんね (・・;)

 

勤勉であることがそうじゃないですか!と強く言われることがありますが、アメリカ人の勤勉さの激しい人たちを到底真似できる気がいたしません(笑)。Fortune 500に載るような会社の役員になれるような人たちは、 日本人のブラック企業に勤めてる人達以上に働いている気がします(・・;) 私の価値観ではそれは幸せなことではないので、 そうしないようにはしていますが、勤勉なのかもしれないです(笑)。

 

(60)につづく