Day 7

日本語と英語の違い 2 表現や暮らし方、意識の違い

昨日の課題を終え、具体例が頭にいくつか浮かんでいるかと思います。本日はその例を発展させて、この意識化をして英語を学ぶことがすんなりできるようになるかどうかを確認します。

言語に文字があるものを並べてありますが、この差を「欧米諸国」「アジア」と分けるのは単純なので、昨日の High Context vs. Low Contextになった理由を探ってみましょう。実は、ヒトの進化がロケーションに与えた影響が強いのです。

ヒトは進化の中、猿人類から現人類までのあいだ、

採集 → 狩猟 → 農耕

という生活を生き延びるためにしてきました。欧米諸国では、気候の影響もあり、たとえ農耕が可能になった時代でも、採集&狩猟民族をかなりの割合でずっと残してきた、という歴史があります。そのため、言語を使って伝える場合に、「どうしても伝えなければならぬこと」「伝え方」が変遷してきて、農耕主体の地域に住む人々とは変わったと言われています。

農耕民族と狩猟民族の違いについて、まず本日はネットで調べてください。このような違いを醸し出してきたわけです。

ここでのキーワードは、「Survival:生き延びる」ということで、これは現代でも実際は同じことなのですが、希薄な気持ちでいるかもしれません。古代から現代まで、ヒトが生き延びる率は劇的に好転してきました。現代では、多くの人々が「自分がいつ死ぬか」などとはふだんは一切考えないくらいです。

狩猟民族は、狩りをするために必要な内容を端的に表現できるようにするために Low Contextな語や表現を発展させてきた反対側に、農耕民族は人々が穏やかに協調して暮らせる工夫をしてきました。どちらがいいー悪いということではなく、目的が違ったため、出来上がりが違った、というところです。

この文化や背景の違いが、対訳をほぼ不可能にする場合も多くある、ということです。

日本人の多くは、日本語を使いその文化に根差して育って生きてきたため、日本語の特長を知らず知らずのうちに、言語でも使って暮らしています。傾向が強いかどうか、チェックしてみましょう。

あなたは、

  • 「普通」「みんな」「うちは」を頻繁に使いますか?使うことをよく目撃しますか?
  • 「いいー悪い」「好きー嫌い」「足りるー足りない」など、2択に対して、「どの程度」などの表現をしっかりつけていますか?
  • 「日本人は」「女は」「男は」「歳を取ると」「こういう場合は」など、しっかり条件づけをしてから話しますか?
  • 和製英語と本来の意味の違いを考えますか?
  • 論理的に矛盾しているかどうか、よく考えるほうですか?
  • 漠然とした表現でも、汲み取りや想像が可能なことが多く、相手に確かめることは面倒なのであまりしたくないほうですか?
  • 英語でいうところの5W1Hを日本語では入れて話していなくても、まったく通じることに気づいていますか?

これらが英語で表現するときの違いを生みます。この意識化は非常にきわどい差で、センス問題だと片づけることが多いですが、実際は気づけば考えたり、創意工夫することが可能な範囲です。

本日の課題は、狩猟民族 vs. 農耕民族の違いをまとめる。それにより、生活の中で使う概念・言語・決断・物事を見る目や着目点・会話そのものなどの分野に分け、どのように顕れるかを詳細に知ってください。

まとめたあと、それらを自分もかなりやるのか、あまりやらないのか、まったくやらないのか、など、自分の言語や行動査定をしてみてください。

英語と日本語では、人格が変わるなどとドラマチックなことを言う人もいます。多少の違いが出ることは、Multi-lingualsは自分でわかっていることだろうと思います。私は、基本、英語的な考え方で行動をしている自分を認めており、日本語が冗長だったり、細かかったり、という傾向になってしまうことをたまに反省しています。たまに、というのが厚顔無恥で(笑)、衝突してしまうこともあるとかなり反省します(笑)。しかも、「どうして?」と理由を追求してしまう傾向が強く、うっとうしいことだろうなぁと思います(笑)。

みなさんの日本語はどうですか?英語向きなものを別仕様にするか、くっつけるか、日本語そのものの使い方を変えてみるか、本日気づきまで持っていってください。チャットワークをやっていただくと、かなり如実にわかります。文法を間違えているわけではないのに通じないことも多いのです。通じないは言い過ぎだとしても、もっと言葉を尽くしてもらえないと曖昧だったり、理解まで到達し難いことも多いのです。

そうした意味では、話すことを日常にする前に、添削を受けることはかなり有効で、英語学習の期間を短くします。日本語で書くことが苦手な人には、同時に日本語で書くことも促進できます。考えを深くしたり、細かくしたり、理解できるようなプレゼンができるようになることは、英語を学ぶだけではなく、ヒトとしての能力の強みになります。考えてみてください。

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