steps for learning

Day 6

日本語と英語の違い 1 High Context vs. Low Context

さて、日本人にとって英語が難しい理由は解明できましたか?言語がもたらす・機能するための目的が大きく違うから、という理由で、日本語と英語の立ち位置がひどく離れているからなのです。

簡単に述べると、英語はLow Context 日本語は High Contextと分類します。意味はどういうことだか想像できますか?ひとつの語が持つ意味が「範囲や幅が狭くなりがち」と「範囲や幅が広くなりがち」というのが、簡単な理解です。

High Context vs. Low Context 日本語版

このような根本的な違いがあるため、ここを理解しない限り、ボタンの掛け違えが起き、進めば進むほどその差は超えられないくらい大きなものになっていくのは、あなたには想像できますか?

まず、英語学習をする前にどうしても通らねばならぬ道を、そもそも中高生のとき、英語スクールで学習を再開したときに、念押しされなかったことに、大きく過ちがあったわけです。ここでびっくりする結論が!

訳していることそのもので、大いなる齟齬が生まれる!

なぜならば、おおよその意味がわかれば「共感能力・洞察力」でお互いの伝えたい意味をピンポイントして追求しない日本語とその暮らしぶりでは、どんどんとその意味の違いが分け隔て続けてしまう可能性を孕んでいます。日本語をそのまま英語に訳す、英語をそのまま日本語に訳す、という学び方をしてきたことそのものに、昨今では懐疑的な人たちは増えてきていますが、このHigh Context vs. Low Context の学説は、1970年代には発表されていました。もう50年も前のことです。なのに、日本での英語学習の方法は、これをしっかり採り入れてきた軌跡が観られていません。とてもゆっくりなペースです。商業的英語スクールであっても、「会話へ」と流れただけで、暗記や多聴&多読を薦める傾向は、まだまだ横行しています。

この訳すことを止めるのにはどうしたらいいか、あなたは考え付きますか?かなりな難問です。ここを解決してこそ、の英語学習の加速化です。

しかも、大いなる問題としては、「日本語で日本で暮らしてきた常識」を、英語を話すとき、他国人や多文化に触れるときに、一時的に横に置いておけるかどうか?それがあなたに問われていく柔軟性になります。

あなたの柔軟性や、新しいものを受け容れる準備はいかがですか?本日の課題はBig 5性格診断を受けていただくことです。 Big 5日本語版 Big 5 英語版 ここで観てもらいたいのは、Opennessです。数値が高ければとってもよし(^^♪

これまでの人生を振り返ってみて、この数値が低いだけで何かを採り入れることがなく過ごしてきた日々を考えてみてください。本当に確かなものとそうでないものを選別する力も確かに必要です。が、逃してきた「機会」を蓄積すると、莫大なものになることに気づけるはずです。そうした意味では、生まれつき頭がいい悪いなどということも、成功する運命や家系などということもなく、どのように世界を眺めて、それを受け止めるか?ということに集約されていくことに気づけます。

当然、英語学習もその外にあるものではなく、訳すことを止める具体的な方法を、座学することなく、自然に生活に入れ、少しずつ脳の形を変えて、蓄積していくことで、すんなりと使えるようになる、という理屈は、今理解しておいてください。

本日のもうひとつの課題は、なぜこれまで「深く考える」をたくさん言い続けてきたのか?について考えてメモ・ノートに書き記してください。日本語を使い続けてきたがゆえに、気づかなかったこと・当たり前なこと・英語を話すようになって困ることについて、少し考えてみていただきたいのです。

本日の図を見て、想像できうる限りのことを、どのように捉えていくか?で、「あー、やっぱり日本語は英語に直接的に語を変換するだけ:訳す、だけでは通じない」に達していただきたいわけです。日本語の場合、物事を「洞察」「共感」すること中心に暮らしています。その反対側で、英語は「多様性」「細分類化」「論理性」をピンポイントすることでコミュニケーションを積極的に取ろうとします。

日本語では、ピンポイントをすることで、他者の違う考え方を否定する危険性があるため、なかなかしきらない部分があるため、「ひとつの語」が持つ範囲が漠然と広めなことを好みます。一般的に、平均的に、を話すことにより、方向性だけが見極められれば、その細部は詰める必要性がある場合のみ、深める傾向があるわけです。

逆に英語では、そもそもの選択肢が数あったり、広い場合、しっかり狭めて、ピンポイントしていこうという態度がそもそもあるので、多くの人々が、「傷ついてしまう」という過敏性が低いところも特徴です。

大前提として、頭の中に浮かぶ語の連続に違いがある。ゆえに、それをそのまま訳しても通じにくい、ということを体感していただき、それを念頭に置いて、英語を学ぶ必要があることを実感してください。 考え方を変えるのはたいへんなことです。けれども、英語を学ぶには、この「細部をピンポイントする」に慣れていただくことが必須になります。仕事の現場では、特にこの力は求められますので、悪いことではないのです。日本語で暮らしても利になることがありますので、ぜひともトライしてください!

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