英語の本質 | 英語を最適化して学ぶには |
英語の本質はイッタイ何なのでしょうか?
多くのテキストや講師が言及していないところですが、Precious One English Schoolでは、しっかりと定義しています。

英語は日本語に比べて、どんなに短い文や表現であっても;
- 距離感 話し手・書き手/聴き手・読み手から見た、物・事・人、時間などの距離
- 立ち位置・目線 どこに話の登場人物がいて、何を見ているのか
- 考え方 +/-等の二元を明確にし、そののち詳細化
が入っていることが必須です。
日本語ではこれらが入っている場合もあれば、抜かしていることも多く、元の日本語の言いたいことにこれらが入っていない限り、なかなか相手に理解してもらえないわけです。
ちなみにこの英語の本質は、他の誰もまだ言っていません。似たようなことは言葉を変えておっしゃっている講師も著者もいますが、はっきりと明言してはいないので、探してみてください。著作権を取るためにKindle本まで書いてしまったワタクシです(笑)。TESOL講師もこれは言及していないはずです。
- 英文法を学ぶ際にも、これらが入っているかどうかを確認しながら
- 自分が言いたいことを明確にしながら
- 相手の理解を得られるかどうかを把握しながら
- さまざまな言い回しが他にもあることをレパートリーに入れながら
- 日本語でも役に立つことを意識しながら
学習をしたほうが、眼を瞠るほど効率が上がるのです。残念ながら多くの英語のテキストは、これらの英語の本質について、まったく網羅できていないか、かすっている程度の解説しかありません。
Precious One English Schoolでは、この英語の本質について「くどいほど」「何度でも」言い続けるために、生徒さんたちは、これを意識せざるを得なくなります。それゆえ、英語基礎コースを42レッスン修了した時点で、TOEICも不思議と200-350点ほどは上がりますし、上級者で話せない&書けないと自信がなかった生徒さんも、けっこうな自信が持てるようになってきます。
それゆえ、遠回りの意味、細分類する意味、文法がどのように成り立っているかの意味が深くなり、自然と体感に落とせるようになってきます。
英語の特徴は、日本語にない概念が英文法にも入れられていること:
- 数や量にいちいち着目
- 距離に着目:親近感も含む
- 何が最も大切なのか、どれを見てもらえば理解できるかに着目
- 考え方は大切なもの、結論から並べていく
- すべての人々が常識をシェアしているとはみなさないで、発話量が多い
- 論理を重要視
など、日本語にはない点がたくさんあります。
本日のもうひとつの課題は、ご自分が書いたメールやBlog記事やSNSの記事を眺めてみて、これらに英語の本質である
- 距離感
- 立ち位置/目線
- 考え方
を入れて言葉を尽くしてみると、いったいどういう言い回しになるか?をエクササイズしてみてください。
言葉が足りないことが見えてくると、英語の発話が変わることが実感できます。だったらどう言えばわかるのか?相手に理解してもらいたい、というそもそもの熱意があるかどうか?面倒くさいかもしれません。が、英語を話す/使うというのは、
「考える面倒さを引き受ける」「自分と違う多様的な立場や考えの人たちにもわかるように伝える」「常識は通用しないとそもそも見做す」という出発点から始まります。
結果、「違っているからおもしろい♬」と思えるようになると、世の中はまた変わって見えてきます。これらが、息をするくらい・文字を読むくらい・ごはんを食べるくらい、当たり前のことになってくると、英文法などまったく気にしなくなりますし、身体が感じて峻別が可能になってきます。考えているクセをそもそもつけて、確信的なことを増やしていくと、あとは、経験則があなたに語ってくれるようになります。
これを、多聴・多読でやるよりは、先に知識・法則性・論理を把握したあと、少ない回数で実践していくことが、最短距離と短い期間での学習の習得の理屈です。 自分が成長し、英語だけではない、もっともっと多角的にいいことがあるのです。ぜひともここは、えいっ!と覚悟を決めて開始してみてください。